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2021.07.22

股関節便り 第36号

  • ご挨拶(佐賀大学医学部整形外科 教授 馬渡 正明)
  • ビタミンE(佐賀大学医学部整形外科 准教授 園畑 素樹)
  • 手術を行った股関節患者さんの年齢分布(人工関節学講座 准教授 河野 俊介)
  • 理想的な寛骨臼移動術を目指して(助教 藤井 政徳)
  • パンデミック下の学生実習(助教 上野 雅也)
  • 新任の挨拶
  • 2020年 股関節だより・脊椎だより送付状況(医局 野中 寿栄)

内容

ご挨拶

佐賀大学医学部整形外科 教授 馬渡 正明

今年も「股関節だより」をお届けする時期になりました。今年は例年より季節が早く巡っているようで、桜の開花時期も早かったですし、5月15日には九州北部地方は梅雨入りとなりました。我が家の薔薇も1か月早く見ごろを迎えました。やはり地球温暖化の影響があるのでしょうか?この夏も豪雨被害などないことを願っています。

2年目を迎えたコロナ禍の中、皆様におかれましては大変なご苦労をされている方も多いと思います。この原稿を書いている時点(令和3年5月)では東京、大阪を含め6都府県に緊急事態宣言が発令されており、まだまだ先が見えない状況が続いています。一方で東京オリンピックの聖火リレーも各地で行われていますが、全国民的にお祝いムードとは程遠いものになっています。皆が待ち望んだオリンピックであるべきなのが、このような事態になって残念で仕方がありません。COVID-19というウイルスが原因なので、だれが悪いわけではないのですが、このような世界になるとは、当初はだれも想像しなかったことだと思います。一日も早く日常が取り戻せることを願っていますが、ワクチンが全体にいきわたり、治療薬が開発されるまでは難しいかもしれません。ワクチン接種が進んだ国々では徐々に制限が解除されているようですので、私も大いに期待しています。皆様方もワクチン接種の時が来れば是非受けてもらえればと思います。

私たちの医療界もコロナパンデミックにより、大きなダメージを受けています。コロナ感染症の治療に追われると、それ以外の疾患に対する治療ができなくなり、それが医療崩壊ということになります。病院の中でも救急の重症患者を治療するICUという部門がコロナ患者の治療だけで占拠されると、各診療科の救急疾患が治療できないということになるためです。もちろん重症肺炎を伴うコロナ患者さんの治療自体が困難なものですし、陰圧室を完備した施設ではないと、医療者への感染も危惧されます。佐賀大学病院でもコロナ重症患者の治療を行っていますが、対応するスタッフが少ないため、各診療科からの応援を要請されています。幸い大学の医療スタッフはワクチン接種が終わっているので、多少の安心感はありますが、万全というわけではありません。大学職員すべての力を結集してこの難局を乗り越えなければならないのです。これ以上の患者の増加は食い止めなければなりません。現状整形外科手術はこれまで通り行っていますが、緊急性の高い外傷、感染症、麻痺性疾患など、大学病院でしか対応できない疾患ができなくなることがないようにと思っていますが、重症のコロナ患者さんが増えないことを切に願っています。

また学会や研究会など、これまで対面で行っていたものがすべてオンラインのWEB形式になっています。確かにその場にわざわざ行かなくても視聴できるのは悪いことではありませんし、自分の家でくつろぎながら勉強できるのもいいことでしょう。私も遠くまで出張し講演することもなくなり、どこからでもできるようにはなりました。しかしこれまで対面でやってきましたので、目の前のモニター見ながら話すだけでは会場の熱量も感じられないし、講演内容もモニター越しだと今一つ伝わらない気がして、まだ正直なじめません。以前の講演会が懐かしく思えます。医療の本質も対面ですし、直に触れる重要性も大いにあると思っています。

さて、今年も4月から新しい医局員を大学に迎えています。今年度は6名の後期研修医が入局してくれました。そのうち3名が大学病院で勤務しています。あとの3名は地域の関連病院で整形外科医として働きだしています。彼らが一人前の整形外科医になるように指導していくことが私たち先輩医師の務めですし、成長を見守るのが楽しみでもあります。さらに2名の整形外科医が九州大学から私たちの仲間に加わってくれました。ひとりは卒後20年経過した先生で、九大で股関節と足関節を専門としてやってこられました。佐賀大学医局に新風を吹き込んでくれることを期待しています。もうひとりが私の次男坊で、卒後9年目になります。私の教授としての任期もあと3年を切り、最後にしっかり教育すべく、大学で受け入れることにしました。次世代を担う人材を育てることこそが教授の最大のミッションです。外来や病棟で見かけることになると思いますが、よろしくお願いします。それぞれの先生方の挨拶が股関節だよりに寄せられていますので、ご一読くださればと思います。

最近の術後経過をみるにつけ、実感することがあります。それは人工関節置換術でも骨切り術でも、以前より確実に経過が良くなったということです。人工関節の場合では術後1週間で自宅退院される方も珍しくはなくなりました。また骨盤骨切り術である寛骨臼移動術でも術後3週間で自宅退院される方もおられます。その理由は術後の創部痛が減り、術翌日からの離床が可能となったことが挙げられます。手術を受ける全ての方にとって術後の痛みは最大の関心事といっても過言ではないと思いますが、最近では様々な薬を複数使ってとにかくできるだけ痛みをとるようにしています。手術終了時に創部に注入するトリアムシノロンアセトニドというステロイドホルモンもその一つで、これにより局所の炎症が抑えられ、腫脹が軽減し、疼痛緩和に役立つことが確認されました。これからもさらに術後疼痛軽減のための臨床研究を進展させていきたいと思います。誰だって痛いのは嫌ですよね。

最後に今回の股関節だよりに同封されたアンケートには是非ご協力いただければ幸いです。今後の股関節疾患の治療を実践していくうえで大変役に立つものですので、よろしくお願いいたします。


ビタミンE

佐賀大学医学部整形外科 准教授 園畑 素樹

皆様こんにちは。コロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか。ステイホームを余儀なくされ、運動不足で体重が増えたという患者様の声をよく聞くようになった気がします。家の中でもできる運動を心掛けて下さい。外出が減った分、お日様にあたる機会も減り、肌のトラブルは多少減ったかもしれないですね。

肌のトラブルには日焼け止めを塗って紫外線を予防したり、様々なスキンケアのクリームやサプリメントの服用で対応されている方が多いと思います。クリームやサプリメントには色々な成分が含まれています。これらの中には、ビタミンEが含まれているものが少なくありません。ビタミンEが含まれている食物には、せん茶、ひまわり油、アーモンド、とうがらし、抹茶、サフラワー油などがあるそうです。なぜ、ビタミンEが体や皮膚に良いかというと、ビタミンEには『抗酸化作用』という効果があるからです。体に取り込まれた酸素の一部は、活性酸素という物質に変化します。この活性酸素が正常な細胞に結びつくと、過酸化脂質という物質を作り出し、これが細胞の老化を早めることになります。過酸化脂質は、老化だけでなく動脈硬化など様々な病気の原因になるといわれています。この活性酸素を作らせない、もしくは無毒化することによって細胞の修復を助ける作用を『抗酸化作用』といいます。ビタミンEはこの『抗酸化作用』を持つので、スキントラブルの予防やエイジングケアによく用いられています。 さて、股関節だよりになにを書いているんだと思われた方も多いと思いますが、もう少し我慢して読んでみてください。人工関節を受けた方の多くは、自分の人工関節はあと何年持つのだろうかと気にされていると思います。人工股関節の寿命を左右する要素はいくつかありますが、最も重要なのが関節として動く部分の寿命です。すり減ってくると、その摩耗粉がゆるみの原因になります。平均的には日常生活で毎日数千歩歩くのですから、5年、10年と積み重ねると関節部分が動く回数はすごい数字になります。車の車検のように数年に一度のメンテナンス・部品交換はできませんので、関節部分の工業製品としての完成度がとても大切です。数十年前から、骨盤側のプラスチックの素材として超高分子ポリエチレンが使用され始め、それ以降は関節部分のすり減りが劇的に少なくなりました。現在はほとんどの人工股関節のプラスチック部分はこの超高分子ポリエチレンが使用されています。その後も、各メーカーで様々な工夫が行われています。その一つがビタミンEです。

輪ゴムなどを屋外に置いておくと、ひび割れて弾力が無くなり、すぐにちぎれてしまうのを思い浮かべて下さい。同じようなことが、人工股関節のプラスチックにも起こります。プラスチックが活性酸素により経年的に劣化します。それを防ぐための方法の一つとして、プラスチックにビタミンEを添加する方法が開発されました。私たちの肌と同様に、ビタミンEはプラスチックにも効果があるようです。 現在、佐賀大学で使用しているプラスチック部分にはビタミンEが添加されています。そのため、従来の真っ白なプラスチックと違い、少し黄みがかった色をしています。今後も、様々な素材の開発が行われて人工関節の寿命は長くなると思います。

今回は、人工股関節の部品の改良の一つとしてビタミンEを紹介させてもらいました。コロナ禍で大変不自由な日々を送られていると思います。病院へ来ることに不安を感じる方は、遠慮なく予約を変更されてください。不安が解消されたときに、受診されてください。では、失礼します。


手術を行った股関節患者さんの年齢分布

人工関節学講座 准教授 河野 俊介

まだまだ、コロナウィルス感染状況が予断を許さない中、皆様いかがお過ごしでしょうか。御無沙汰している方も多数いらっしゃいますが、紙面でのご挨拶にて失礼致します。今回の‘股関節だより’では‘当院で治療を行った股関節患者さんの年齢分布’に関して書かせて頂きます。

当院では寛骨臼形成不全や外傷・小児期の股関節疾患に伴う変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、股関節周囲の骨折、関節リウマチなどの患者さんに股関節機能温存手術(いわゆる骨切り術)や人工股関節全置換術の治療を主に行わせて頂いてきました。‘股関節だより’発刊以降、10,000股関節を超える患者さんの治療を担当させて頂きましたので骨切り術と人工股関節全置換術の手術時年齢に関して調べてみました。

最年少は、10歳の骨切り術で、最高齢は98歳の人工股関節全置換術でした。また、骨切り術の最高齢は60代、人工股関節の最年少は17歳でした。全体では、骨切り術974股関節、9400股関節で、10代は122股(骨切り術/人工股関節全置換術:117/5)、20代は198股(172/26)、30代は326股(206/120)、40代は988股(291/697)、50代は2864股(186/2678)、60代は2984股(2/2982)、70代は22 42股(0/22 42)、80代は626股(0/626)、90代は24股(0/24)でした(図1)。骨切り術を行われた方の平均年齢は37.2歳で20~40歳代に多く、人工股関節全置換術が行われた方の平均年齢は63.4歳で50~70代に多いことがわかりました。人数は少ないですが31人(0.3%)の患者さんでは30歳未満で人工股関節全置換術を行わせて頂いており、人工関節の長持ちの確認を長期的に行っていきたいと考えております。現在、人工股関節の長持ちに関する調査を行っておりますので、次回20年を超える人工股関節がどのくらい再手術せずに使用可能かに関して報告させて頂きます。

今後も、安心して手術を選択でき手術後の満足度を上げる事ができるように頑張りますので、お気付きの点がありましたら、診察時にお伝え下さい。また、疑問な点や気になる事がありましたらメール(kokansetudayori2000@gmail.com)でも質問を受け付けておりますのでお尋ね下さい。


理想的な寛骨臼移動術を目指して

助教 藤井 政徳

股関節だよりをご覧の皆様、こんにちは。202 1年4月より佐賀大学整形外科に勤務しております藤井政徳と申します。出身は長崎県長崎市で、2002 年に九州大学医学部を卒業後、関連病院での勤務、大学院での研究、米国への留学を経て、2017年からは九州大学で股関節疾患の診療・研究を行っていました。

今回は、その研究内容の一部をご紹介したいと思います。日本では、年間6万人以上の患者さんが人工股関節置換術を受けていますが、手術が必要になる原因として最も多いのは、関節軟骨が変性してすり減る変形性股関節症です。日本では、変形性股関節症の原因の約8割が股関節形成不全といわれています。股関節形成不全は、骨盤の受け皿(寛骨臼)が浅いため、関節が不安定になり、異常な圧力が集中することで、若くして痛みや変形性股関節症を引き起こします。関節軟骨がまだ傷んでいなければ、矯正骨切り術(寛骨臼移動術)を行って股関節を安定させることで病気の進行を防ぎ、人工股関節の回避を目指します(図1)。

しかし、矯正の仕方が不適切だと、将来的に関節症が進行してしまいます。また、股関節の形状や骨盤の姿勢は患者さんごとに異なるため、それに合わせて最適な矯正を行う必要があります。そこで、患者さんのCT画像を用いて寛骨臼移動術を三次元的にシミュレーションしたり(図2)、生体力学的手法を用いて患者ごとに股関節への負担を最小限に抑える矯正位置を決定する試みを行っています(図3)。将来的には、個々の患者さんに応じて股関節内の力学的環境を最適化するような寛骨臼移動術を行って、患者さんが自分の股関節で痛みのない人生を送れるようにしたいと考えています。

最後になりますが、私のモットーは、患者さん一人一人に合った最適な治療を提供することです。治療に関して不安や疑問があれば、何でも気兼ねなくお尋ねください。どうぞよろしくお願いいたします。


パンデミック下の学生実習

助教 上野 雅也

股関節便りをお読みの皆様、こんにちは。大学に戻ってきて2年目ということで、初めての連投になります。

新型コロナウイルスパンデミックという未曾有の危機の進行中なので、特に昨年度学生実習を担当していた自分の取った対応についてまとめてみようと思います。

我々は大学病院で働く医師でもありますが、大学の教員でもあり、主に医学部の学生に対し講義や実習等を行っています。皆様も入院していた頃には学生実習にご協力いただいたかと思いますが、我が国の未来の医療を担う優れた医療者を養成するという非常に重要なミッションです。

1度目の非常事態宣言が発令された2020年4月7日、医学部学生の病棟実習が中断され、講義も動画によるものに変更になりました。まず、どのようにすれば動画を作成できるのかわからないところから始まり、動画向けに講義内容を完全に作り直す必要が出てきました。その後どのようにすれば動画の質・音声の質があげられるか、などなどYouTuberの動画作成法を参考にしながら試行錯誤を繰り返し、非常事態宣言下はひたすら講義動画を作成していた記憶があります。

全国の教育施設で起こったことであり、今後いろんなところで振り返りが出てくると思いますが、考えて作っている人とそうでない人の動画クオリティは天と地ほどの差があり、見てもらえないレベルのものを作っては全く相手に響きません。「教育のため」に良好な撮影環境と動画作成スキルが必要になるとは考えたこともありませんでした。そして動画による講義ではどうしてもする側と見る側の温度差が埋まらず、一方通行が止まらないという結論に達しました。

5年生の実習は開始1週間で中断となり、緊急避難としてレポートを課すこととなりましたが、せめて「病棟実習期間であることを忘れて貰いたくない」、「整形外科の雰囲気だけでも感じて欲しい」ということで、大学が契約していたMicrosoftTeamsというソフトを使って、週2回の整形外科カンファレンスにリモートで参加できるようにし、さらに録画したものではなく、双方向でやりとりしながら行うオンライン講義を中断後2週目から開始しました。その後大学全体でTeamsが採用され、他学年へもオンライン講義なども始まりましたが、どう考えても学内最速での対応だったと思われます。「佐賀大学では整形外科は前を走っているべきだ」という個人的な考えで突っ走ってしまいましたが、まだオンライン講義がなんなのかもわからない中、多くの先生方に協力していただきなんとか行うことができました。

現在は短期間のロックダウンを挟みながら病棟実習は再開しており、受診の際には学生がお話を伺わせていただくことがあります。未来の名医たちへの教育に是非ともご協力をお願いいたします。


新任の挨拶

人工関節学講座 教授 久木田明子

股関節便りをご覧の皆様、はじめまして。4月より佐賀大学医学部人工関節学講座に勤務しております、久木田明子と申します。かなり以前のことになりますが、九州大学大学院を修了し、佐賀医科大学で基礎の分子生物学の研究を行っておりました。その後、アメリカへの留学がきっかけとなり、骨の研究に惹かれて骨代謝の基礎研究を長い間(~35年)行ってきました。骨の研究の中でも、骨を壊す細胞である破骨細胞という細胞の働きに注目してきましたが、最近は骨形成や老化に関する研究を行っております。本年度より人工関節学講座で研究と教育に従事させていただいております。基礎研究で得たことを臨床に役立てたいと考えております。どうぞ宜しくお願いいたします。

助教 藤井 政徳

股関節だよりをご覧の皆様、こんにちは。2021年4月より勤務しております藤井政徳と申します。出身は長崎県長崎市です。2002 年に九州大学医学部を卒業し、関連病院での勤務、大学院での研究、米国留学等を経て、2017年からは九州大学にて股関節疾患の診療と研究を行ってまいりました。患者さん一人一人に最適な治療を提供することをモットーとしています。治療で不安なことやわからないことなどありましたら何でも気兼ねなくお尋ねください。どうぞよろしくお願いいたします。

助教 馬渡 大介

皆様、はじめまして!本年4月より佐賀大学に勤務しております、馬渡 大介と申します。馬渡教授の次男坊でございます。現在、股関節・膝関節・外傷(ケガ)を中心に診療しております。皆様とは大学病院の月・金曜の外来や、入院時にお会いする機会があると存じます。私はこれまで九州の様々な病院で勤務し、2000人以上の患者さんと出会いました。日々、経験を積ませて頂いておりますが、患者さんとの触れ合いの中で感じることがあります。それは、私の役目が整形外科専門医として股関節や膝関節を治すことだけでは無いということです。私の使命の本質は患者さんの「楽しく生きたい」「これやってみたい」という希望や想いに寄り添い、背中を押してあげることだと強く思っております。皆様には、「ここで手術して良かった」「出会って良かった」と言っていただけますよう、日々精進して参ります。お目にかかることがありましたら、是非とも気軽にお声掛け下さい! よろしくお願い致します。

医員 井上 孝之

股関節便りの読者の皆様、こんにちは。本年4月より大学で勤務させていただいております井上孝之と申します。これまではJCHO佐賀中部病院や福岡記念病院での勤務を経て、当院に赴任しました。これまでは四肢の外傷の治療を中心に経験させていただきました。大学は本年が初めてで慣れないことも多いですが、一生懸命頑張りたいと思います。微力でも皆様の健康に貢献出来るよう精進してまいります。外来や病棟に来られた際は気軽に声をかけていただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

医員 平田 健悟

股関節だよりの読者の皆様、こんにちは。202 1年4月より佐賀大学医学部附属病院で勤務しております、平田健悟と申します。出身は福岡県大川市です。大分大学卒業後、大分県立病院で2年間初期研修をしました。研修医時代に整形外科の奥深さに魅了され、佐賀大学整形外科の温かく迎えて下さる雰囲気を感じ取り、今年度より入局しました。先生方には手厚くご指導頂き、日々勉強になっております。まだまだ未熟者ですが、日々精進してまいります。どうぞよろしくお願い致します。

医員 松尾 大地

股関節だよりの読者の皆様、こんにちは。2021年4月より佐賀大学医学部附属病院整形外科で勤務しております、松尾大地と申します。出身は佐賀県伊万里市です。佐賀大学を卒業後、佐賀大学医学部附属病院、嬉野医療センターで2年間初期臨床研修医として勤務しておりました。研修中、佐賀大学での勤務を通して整形外科の魅力を感じ、今年度より整形外科へ入局しました。まだまだ至らない点も多く、指導医の先生方から熱いご指導を頂きながら、日々自己研鑽に努めております。皆様のお役に立てるよう精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

医員 宮﨑 研丞

股関節だよりの読者の皆様、こんにちは。202 1年4月より佐賀大学医学部附属病院で勤務しております、宮﨑研丞と申します。出身は佐賀県唐津市です。佐賀大学を卒業後、佐賀大学医学部付属病院、唐津赤十字病院で2年間初期臨床研修医として勤務しました。大学生時代に自身も膝関節の手術を受けて整形外科に興味を持ち、今年度から整形外科に入局しました。先生方に支えていただきながら日々奮闘し診療に励んでおります。未熟者ではありますが、皆様のお役に立てるよう精進してまいります。よろしくお願い致します。

大学院 野中 俊宏

股関節だよりをご覧の皆様、こんにちは。202 1年4月より佐賀大学医学部大学院に進学致しました、野中俊宏と申します。出身は、佐賀市諸富町です。2014年に佐賀大学医学部を卒業し、佐賀大学医学部附属病院で2年間の初期研修後、2016年に佐賀大学整形外科に入局致しました。その後、福岡記念病院、佐賀大学医学部附属病院、嬉野医療センター、長崎医療センター、町立太良病院で勤務し、臨床経験を積ませていただきました。大学院では、主に再生医療に関する研究を行っております。今後の診療に活かせるものを得られるように、日々精進していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。


2020年 股関節だより・脊椎だより送付状況

医局 野中 寿栄

2020 年度の送付状況は以下の通りです。
全体で8583名(内訳:佐賀県内3345名、九州(佐賀県除く)3321名、九州以外564、脊椎だより1308名)
になります。前年度に比べて200 名ほど多くお送りいたしました。