見学のお問合せ

[リレーブログ]

2019.01.23

佐賀県済生会唐津病院
北島 雄人

唐津から伝えたい、唐津の魅力

今年4月より済生会唐津病院で勤務しております、整形外科3年目の北島雄人です。前回の竹下君とは同期になりますが、佐世保生活を満喫しているようで何よりです。 今回は唐津の地より私の近況報告をしたいと思います。

私が現在勤務している済生会唐津病院は佐賀県唐津市にあります。佐賀県北部の二次医療機関として機能しており、193床(一般病床163床 療養病床30床) を有しています。

当院では整形外科として私と米倉部長の2名で診療にあたり年間250〜280例の手術を2人で行っています。2人体制だとマンパワー的に何かとたいへんなことも多いですが、米倉部長のサポートのおかげで、日々多くの経験をしながらも、円滑に診療をすすめられています。当院ではCT、MRIをはじめ各種検査環境が揃っているため、急な依頼でもすぐ検査を行えます。また、リハビリも入院から通院まで継続して行えます。働きやすい医療環境は医療者、患者側にとっても素晴らしいの一言です。また、現在は外壁の改修工事も進んできて、外観も素晴らしくなりそうな感じです。

病院での1日のスケジュールですが、午前中は毎日朝8時から前日の画像を供覧しながらのカンファレンス→回診→包交→9時から2人で外来(新患担当2-3回/週)→外来終わり次第、午後から手術という流れです。基本的に主治医執刀制です。当院は、門戸が広いためか、ばね指などの小手術症例から、大腿骨近位部骨折などの高齢者骨折、人工関節手術、時には開放骨折や腱断裂などまで幅広い症例を経験します。麻酔科は常勤のDrが1名いますが、基本的に自家麻酔で行っていますので、手術手技だけではなく上肢伝達麻酔などの習得も可能となり非常に診療の幅が広がります。手術室の協力体制もしっかりしているので、午後から縦3例の手術などのときも、円滑な運営をしていただいています。

さて、同じ佐賀といえども佐賀市と唐津はやはり街の雰囲気が違う感じがします。まず、観光客の方が非常に多いです。唐津城前の舞鶴橋のところは、土日などは必ずと言っていいほど城の写真を撮影してる人がいます。鏡山の山頂の展望台も、多くの観光客で賑わっています。写真とってもらおうと声をかけたら中国人なんてことが普通にあります。唐津といえばなんと行っても11月2、3、4日には唐津くんちがあり、その際には街全体がお祭りの雰囲気になり一部の唐津人は10月くらいからそわそわしはじめます。唐津市内の多くの会社、また学校は休みになり、例に漏れず済生会病院も周囲の道路が通行止になるため、休みになります(今年は土日に被ってしまい、休みが増えることはありませんでしたが。。。)食事に関しても、唐津市内にはミシュランで星を撮ったようなお店が何軒かあったりするなど実はグルメな街だったりします。ただ、唐津では地上波を見るのにお金を払わないといけないところは何故なのかいまだに疑問です。。。

最後に、唐津という街は非常に住みやすく、病院としても多くの経験を積むことができるところです。ぜひみなさん一度は来てください。