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[リレーブログ]

2019.02.15

多久市立病院
藤井由匡

多久は冬でも熱いよ

リレーブログをご覧のみなさん、こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。

去年4月より多久市立病院で勤務しております藤井由匡(ふじいよしまさ)といいます。
第3、4回の竹下、北島と同期になります。もう一人同期がいるんですがみんな勤務先がバラバラになって現在、同期ロス中です。
今回は地域医療真っ最中の私より伝えたいことを綴っていきます。

まずは軽く自己紹介を。高校まで佐賀で育ち、紆余曲折があって大学は愛知県にある藤田保健衛生大学に入学しました。
卒後は佐賀大学で2年間研修を行い整形外科へと入局しました。
入局1年目はJCHO佐賀中部病院、2年目は佐賀大学病院、そして3年目の現在は多久市立病院に勤務しております。

多久市立病院は私含め高山先生、秋山先生の3人の整形外科医がいます。

病院での1日のスケジュールは、午前中は毎日8時から回診を行い、9時から外来、午後から手術という流れです。
手術は大腿骨近位部骨折、橈骨遠位端骨折、膝内視鏡手術、手指の腱移行術や腱縫合術など多種に渡って行います。
麻酔も自家麻酔で行っていますので麻酔科がいる病院では行えない伝達麻酔を経験することが出来ます。
また、大腿骨近位部骨折は早期手術が推奨されていますが、当院では患者さんの回復を考えて、既往や内服に問題なければ当日に手術をしたり、遅くても次の日には手術を行っています。
早期手術ができるのは看護師や技師さんなどのお陰であり、感謝しかありません。
また、当院は多久市のイベントで骨密度測定を行い骨折予防を呼びかけたり、地域に密着した病院で患者さんファーストを思った人が集結しています。
あとは病院の中にコンビニがあれば完璧ですね。

さて、私は父親が整形外科医であり父親の影響を色濃く受け整形外科医となりました。
現状を考え一緒に手術することはないだろうと思っていたんですが先日、デュプイトラン拘縮の患者さんに腱膜切除を行いました。
整形外科医になることを目指してやってきた今までを振り返ると感慨深いものがありました。
ただ、父親のようになりたいかと言われれば……ですが。

整形外科の医局員は父親が医者って言う人も多いです。
2世っていうことで進路を悩んでいる方や他大学出身で佐賀大学に入局を考えている方はいいことを教えますのでぜひご連絡下さい。
佐賀大学整形外科は魅力たっぷりですよ。
マイナスなところは…少しだけ。

何はともあれ整形外科に少しでも興味がある方はまずはご連絡を。

といったところで、次の先生へバトンを渡したいと思います。
よろしくお願いします。

次の先生へ。
好きな骨はどこですか?