リレーブログをご覧の皆様。あけましておめでとうございます。

15回目のリレーブログ企画は、井上孝之が担当させていただきます。私は2018年4月よりJCHO佐賀中部病院に勤務しており、今回は佐賀市から近況を報告いたします。

はじめに、前回の藤井先生から好きな関節はどこですか？とのことでした。大変悩んだのですが、やっぱり股関節ですね。ダイナミックさがいいです。決して忖度したわけではありません。

さて、私の勤務するJCHO佐賀病院は佐賀市兵庫南にあり、佐賀県の中部医療圏の二次医療機関として機能しており、一般病床160床を有しています。2014年の病院組織改編で、それまでの佐賀社会保険病院からJCHO佐賀中部病院に生まれ変わりました。ご年配の患者さんには中部病院というよりも社保といった方が通じることが多いです。

当院整形外科は、浅見院長をはじめ6名体制で診療しています。整形外科手術件数は年間約1000例で、私も外傷をメインに年間120-130例を執刀させていただく見込みです。浅見先生や石井先生へ紹介されてくる手の外科の症例も豊富で、助手に入るときなど丁寧に指導いただき大変勉強になります。また、循環器・呼吸器・代謝・血液など内科の先生方には、合併症管理をしていただき本当に助かっています。

勤務スケジュールは、月~金曜の週5勤務、土曜日は外勤となっています。外来は週2単位あり、新患も担当します。主治医執刀制で、外来→入院・手術→外来リハビリまで継続して経過を診させていただいています。外来以外は基本的に手術室にいます。手の症例以外にも、浅見先生の軟部腫瘍や田島先生のTKAや骨切り、田中先生の外反母趾など、バリエーション豊富に経験できます。また、電話での紹介や救急車、飛び込みの急患のfirst callはすべて私の担当で、様々な経験をさせていただいています。また、全館当直が月2回ありますが、基本は主治医制なのでwalk-inと救急車の対応がメインです。また、自分の外来や手術がなければ、平日でも学会やセミナーに行きやすい体制にしていただいています。

整形外科を志望している学生・研修医の先生たちへ。

佐賀大学整形外科はとてもいいですよ！医局員一人一人のことを考えて、テーラーメイドな研修をさせてくれます。医局長の森本先生は希望や将来設計を明確に伝えれば、ちゃんと考慮してくれます。私は社会人を経て、他大学を卒業して医師になり、佐賀大に入局しました。佐賀大には多様な人を受け入れる大きな度量があります。ぜひ一緒に整形外科をやりましょう！

ご覧いただきありがとうございました。最後に写真を供覧します。

次回のリレーブログもお楽しみに。

次回の先生へ。好きな関節はどこですか？

水曜カンファレンス／全体回診の最後にパシャリ。頼りになる先生たち。

病院外観。

バルーンフェスタ。どこから来たのこの人数。