[リレーブログ]
2024.12.16
Hospital for Special Surgery
上野 雅也
HSS留学報告② 都会の歩き方
こんにちは、ニューヨークから上野です。
今日はなぜBlogを書こうと思ったかについてなんですが、昨年HSSへ同じく股関節学会海外研修で来られていた東京医科大学の石田常仁先生のBlog「医局長ニューヨークへいく(https://tmuortho.net/news/20230901_01/)」が素晴らしくて、さらにとても参考になったので今後ここへ来る方への参考になれば+また佐賀の関連の先生方や研修医・学生さんたちに情報発信ができれば、と思ってのことです。
石田先生についてはHSSのさまざまなスタッフたちから話が出ます。私を見かけて、「おお、日本から来たのか。ツネ(石田先生のニックネーム)は元気にしてるか?あいつは最高の日本人だ!」と話しかけてくる人の多いこと多いこと。そのおかげで私もスムーズに受け入れられていただけています。面識はないですが、ありがとうございます。
私が前回アメリカ留学をしていた際には当時の教授である馬渡先生から、「後輩たちが留学に行きたいと思うように、必ず情報発信をしなさい。なんでもいいから」という命を受け、Facebookでクローズドなブログをやってましたが、今回は思い切ってオープンでやってみようと思います。(以前のクローズドなブログ、登録漏れてる方が多分たくさんいるので、読みたい方がいればご連絡ください。ごめんなさい)
でNYなんですが、人が思いっきりせっかちなのとうるさいですね。
歩行者用信号なんて誰も守らないし、だから車は常にクラクション鳴らしてるし、消防車も救急車も普通のサイレンだけじゃなくて強めのサイレンとクラクションを常時押してる感じ。
あと、めっちゃワンコが多いのと、歩道がきちゃない。前留学してたところで都会に行くと路上で排泄されてらっしゃる方がいらっしゃいましたのでウ◯コをみると「人◯かな」と思ってましたが、こちらはワンコウ◯コがとにかく多い。あと路上が濡れてるのは彼らのマーキングです。大型犬もとても多いので、量がね、多いんですよ。なので、超オシャレなニューヨーカーが汚れてないところを踏むためひょこひょこ歩くのは面白いし、ながらスマホで歩いていると靴の裏がDisasterになるので足元は常に見て歩こう。
治安は住んでるところにかなり依存します。
職場の人に聞いてみると「◯◯stから北は行ってはいけない。その先は、、、ゴッサムシティだ」と言われましたが、そもそもゴッサムシティってNYのあだ名だったような。
来てすぐは治安がよろしくないところのドミトリー(?)というシェアハウス的なところに泊まってました。最寄りのコンビニ的な商店がある日突然閉店、シャッターに「違法薬物を販売していたので強制閉鎖」とNY市警の張り紙がしてあったり、地下鉄の乗り場前の露店で何か買った人の支払いが場にそぐわない札束だったりしてましたけど。なぜか宿泊地の通りだけ両端にいつもブラザーたちがたむろしていて、その通りだけ治安が保たれてました。
今は職場から一駅のめっちゃ治安いいところに住んでます。夜8時過ぎに若い女性がタンクトップでジョギングしてるくらい治安がいい。けど、ワンコウ◯コはやっぱり多い。
写真はNYCマラソンの時のやつ。多分人生で一番多い人間を見た。