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キャリアパス教育システム

医師としての仕事の捉え方やキャリアも多種多彩です。

大学病院では専門診療・研究・教育に携わります。その中で、高度医療を提供し、後進を育て、医学の先端を探り、新しい治療法やデバイスの開発に取り組みます。また、研究者として病態を解明したり、新規の診断・治療・予防法を開発したりします。

一般病院勤務医は救急外傷や変性疾患の手術、開業医はプライマリーケアや慢性期医療を提供することが多く、地域住民の健康増進やスポーツ障害の予防や治療に取り組んでいます。

当教室では、各医師の希望や志向を汲み取り研修先や内容を調整しています。その中で、必ず国内留学、希望があれば海外留学の経験を積んでもらっています。

CASE

Dr.上通の事例

「育児」 × 「整形外科医」

「私は3人の子を持ち、育児をしながら、医師として勤務しています。長女を出産後、育休中に整形外科専門医を取得しました。現在は関連病院に勤務し、育児ために"短縮勤務時間"と"当直免除"という体制を設定して頂き勤務しています。整形外科では様々な分野があり、自分の興味や環境によって選択できるメリットがあります。」

Dr.末次の事例

「手外科のスペシャリストを目指し研鑽を積む」

自身のスポーツ体験(テニス部)、そして、肩関節脱臼の治療経験などから、整形外科に興味をもち、手術療法を中心に広く診療を行いたいという希望から佐賀大学整形外科に入局。手術の多い佐賀市の基幹病院(3年目)、大学病院(4年目)、長崎労災病院(5年目)、現在、佐賀市の基幹病院で研修を重ねています。現在は手外科を志望しており、手外科指導医のもとで研鑽を積んでいます。

Dr.上野の事例

「スタンフォード大学整形外科で基礎研究」

「卒後7年間は大学病院や関連病院で整形外科臨床研修。その後、8~11年前は佐賀大学大学院へ。整形外科学教室だけでなく、微生物教室・附属地域医療科学教育研究センターにも所属し、基礎・臨床研究を行いました。

2018年4月より米国スタンフォード大学整形外科(基礎)留学。ありがたいことに他研究室と共同で行う骨再生医療の基礎研究を担当することとなり、進行役・兼in vivo主術者を拝命し苦悩しながら戦っているところです。

臨床の8年間+大学院の4年間で得た知識をフル回転させて、場所も文化も全く異なるところで毎日学べており、苦労は多いですが大変楽しく生活できています。留学は2年を予定しているので結果がでるよう頑張ります。」

Dr.森本の事例

「佐賀で世界レベルの脊椎治療を」

「脊椎外科の専門診療と研究を行いという希望から整形外科に入局。脊椎外科を志望していたので、福島県立医科大学、佐賀社会保険病院(現 佐賀中部病院)、長崎労災病院、佐賀記念病院などで脊椎指導医のもとで診療を学びました。2011年より佐賀大学で脊椎班チーフとして脊椎外科の臨床、研究、教育に従事しています。」

Dr.上杉の事例

「整形外科医として地域の健康寿命を支えたい」

「実家が整骨院を開業し、自身のスポーツ体験(ラグビー部)、そして、膝前十字靭帯損傷の治療経験などから、整形外科に興味をもち、佐賀大学整形外科に入局しました。大学病院や関連病院で幅広く基本診療能力、手術手技を身に着けました。

膝関節を専門として志望していたので、福岡の膝関節の第一線の施設で研修を重ねて、診療能力や診断技術を高めました。実家で開業する前は実家のある地域での顔つなぎや診療連携が可能となるように、実家と同じ診療圏内の病院で研修しました。」

Dr.平田の事例

「海外留学を目標に研究の日々」

「整形外科手術のcreativityに惹かれ入局。佐賀大学で診療技術を学び、長崎労災病院で四肢外傷手術や脊椎手術を多く実践し、脊椎外科を志望しました。佐賀記念病院で脊椎指導医のもとで主として脊椎外科診療に従事しました。現在は大学院へ進学し基礎医学研究の日々です。卒業後は海外留学の予定。」