[リレーブログ]
2024.12.18
Hospital for Special Surgery
上野 雅也
HSS留学報告③ HSSの構造について
こんにちは、ニューヨークから上野です。
今回はHSSの場所と建物について。
ニューヨークの中心であるマンハッタンについてざっと説明をすると、西をハドソン川・東をイーストリバーにはさまれた下に凸の三角形の中洲がマンハッタンで、その下から横に走る通り(Street、南から1)と縦に通る通り(Avenue、東から1)で住所が表されます。
南の三角形の先の小島に自由の女神があって、三角形の下頂点あたりから証券取引所があるファイナンシャルディストリクトとかがあって、SOHOとかオシャレスポットがあって、59st〜110stまで真ん中にセントラルパークがあって、その東側が5Ave、5番街と言われるエリアがあり、、、HSSは70stの一番東側にあります。
エリアとしてはアッパーイーストサイドと言われる高級マンション街?に当たるらしく、ハイソなセレブで満ち満ちた地域で、ドラマ「Gossip Girl」の撮影地 といえばわかるとうちの妻が申しておりましたが私にはなんのことやら。たしかにハイソな制服女子高生がやたらといるけど。
で、周りはコーネル大学・ロックフェラー大学と続いていて、その大学病院群の中にあります。お昼になると周囲にはキッチンカーが列をなし、さまざまな色のスクラブを着たいろんな病院のスタッフたちが、スクラブのままご飯買ったり食べたりしてます。明らかに手術室帽子と手術室ガウン(防寒用のやつ)を着たまま出てきてる人もいっぱいいるし。清潔不潔の概念とか一足制とか一体どうなっているのやら。
そんなHSSですが、メインホスピタル(その他には外来棟:パビリオン、と事務棟?があります)は9階建のそんなに広くないビルなんですが、とにかく道に迷いまくる!なんでかというと、各階で構造が違うから。エレベーターが西と東にあるけど、西エレベーターが建物の真ん中?にあり、階によって前に降りたり後ろに降りたりだし、各階の廊下の走り方や部屋の配置の構造とかからして全部違う。一番連想しやすいのはスクエニが作ったダンジョン探索ゲームの傑作にして怪作「DUNGEON ENCOUNTERS」だと思う。あれぐらい迷うからHSS来る人はDUNGEON ENCOUNTERSやってから来たほうがいい(極論)。
写真
現在HSSは建て替え中。今のメインホスピタルの向かい、外来棟の横に建設中。来年完成してお引っ越しとのこと。
もう一枚はイーストリバーを渡って、リンカーンアイランドから撮影したメインホスピタル。