[リレーブログ]
2025.01.20
HSS留学報告17 ありがとうさようならHSS
佐賀からこんにちわ。上野です。
1月15日に若手向け勉強会で「医師はなぜ留学するのか」というタイトルで講義をさせていただきました。
これまでの2回の留学を踏まえて、留学を志した理由から、どのような経緯で、またどんな生活をしていたのか、などなど、ライド90枚を40分で走り切りました。
普通に医師として生活するのであれば、絶対必要な経験ではないと思います。
けど、医師としてのキャリアアップとしては珍しいものではなく、もしチャンスがあるのであれば行ってみると、とても貴重な経験ができると思います。
『留学とは「苦労を金で買う」体験である』というのが私の持論です。
異なる文化・異なる言語のなかで、医師免許のブーストなく、自分の身一つで周りから信頼を得て、やり遂げていく経験は、人間的に大きく成長できるチャンスです。しんどいですけどね。
というわけで、17回にもなりましたHSS留学報告も今回で最後となります。
Manhattanに住むことになる人生なんて考えたことすらありませんでした。
世界一の整形外科病院と言われるHSSで、整形漬けの3ヶ月間の挑戦は、何事にも変え難い貴重な経験になったと思います。
Hostを引き受けていただいたDr. Vigdorchik、いっぱい色々と教えてくれたTeam Jerabek, Team Astの皆さん、世界一うまいステーキを2回も作ってくれたDr. Oxendine、手術教えてもらっただけでなくいろんな話をしたDr. Shen、そして本当に親切にしてくれたRieさん、心から感謝しています。
この経験から得たものをこれから実践するだけでなく、周囲に伝えていきます。
最後に、このブログを読んでくれた、すべての留学(特にアメリカ留学)を志す人たちに、私からの最後の言葉を送ります。
「TOTOのポータブルウォシュレットは必須。現地に着いたら何より先にMiraLAXを買え」
以上です。
MIraLAX(ポリエチレングリコール)のジェネリック、CVSブランドのPurelax。小瓶もあって短期留学にはもってこい。
最終夜に自室でカッコつけて撮ったのに、ピントがあってない。