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[リレーブログ]

2020.03.17

済生会唐津病院
杉野晴章

え、病院からお城が見えるんですか?

リレーブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
整形外科3年目の杉野晴章です。
2019年4月に済生会唐津病院に赴任して、もうすぐ1年が経とうとしています。
今回でvol.17となるリレーブログは、佐賀県唐津市からお送りいたします。

まずは、好きな関節ですね。最近は足関節にハマっています。
個人的にはスポーツ診療をしたくて整形外科に入ったわけですが、スポーツしている人はだいたいみんな捻挫しますよね(←偏見。捻挫だけでなく、地面を蹴って走ってプレーしているわけですから、足に不都合があるとパフォーマンスが低下してしまいます。そんな大事な足関節って魅力的じゃないですか?

さて、済生会唐津病院は佐賀県唐津市にある193床(一般病床163床、療養病床30床)を有する病院です。海のすぐそばにあり、病棟から海や唐津城を望むことができます。
佐賀県北部の二次医療機関として機能しており、唐津市の島々からも多くの患者さんが受診されます。

当院の整形外科は、米倉部長と2人体制で診療を行っており、午前中は外来、午後は手術を行っています。
外来は非常に恵まれており、それぞれの診察室に看護師さん・クラークさんに一人ずつついてもらえるという何とも贅沢な環境で診療ができます。受診される患者さんは多いですが、この環境のおかげでとてもスムーズに診察を行うことができます。また、CT・MRIも2台ずつあり、当日の緊急検査もなんなく受け入れてもらえるのでとてもありがたいです。
手術は主治医執刀制で年間300例程度の手術を行っています。米倉部長の指導の下、日帰り手術から人工関節手術まで幅広く執刀させてもらうことができます。麻酔は基本的に自科麻酔なので、部屋さえ空いていれば手術させてもらえる環境なのも助かります。
リハビリに関しては、入院リハビリだけでなく外来通院リハビリも行っていただけるので、リハビリ大好き人間の僕にとっては非常に魅力的な環境です。リハビリスタッフも優秀なのでより良い治療を手術する前から退院した後まで続けて提供することができています。最近甲子園で活躍した早稲田佐賀高校の学生さんたちも来られるので、リハビリスタッフと協力してスポーツリハにも力を入れみようかなと個人的に思ったりしています。

そんな環境で働いてきましたが、僕にとって一番魅力に感じたのは、病院内の多職種間のつながりです。医局内の先生同士での相談しやすさはもちろんのこと、看護師・リハビリ・放射線部・検査部・事務、すべての部署を通してスタッフの仲が良いので、とても雰囲気が良く、仕事がしやすいです。
仲がいいスタッフとは仕事終わりによく飲みに行きます。唐津は海の幸が豊富でご飯がめちゃくちゃおいしいです。スーパーの刺身のクオリティも高いです。何とか体重は赴任時のままで維持できました。
あとは、唐津といえばやっぱり唐津くんちですかね。唐津くんちの期間は、済生会唐津病院は診療をお休みします。曳山の通り道になるからです。今年は3連休での開催だったのでその恩恵にはあずかれませんでしたが、3日間お酒飲んで刺身食べて楽しかったです。
ちなみにタイトルにある唐津城は病院から眺めるだけで、一度も行きませんでした。

2人体制で忙しいところもありますが、その分幅広い症例と触れ合う機会が多いので、とても勉強になります。研修医・学生の皆さん、ぜひ整形外科になって唐津でお仕事しましょう。

以上、唐津からでした。

次の先生へ。好きな関節はどこですか?

 

外来スタッフ

病院外観

病棟から望む唐津城と唐津湾