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[リレーブログ]

2020.06.15

済生会唐津病院
樫本翔平

唐津での新生活

リレーブログをご覧の皆様初めまして。整形外科3年目の樫本翔平と申します。
前々回に執筆した小林先生と同期入局となります。
世間では新型コロナウイルスの流行により、4月、5月は制限のある生活を送られていたかと思います。6月に入り、徐々に今までの生活を取り戻されているでしょうか。
私は4月から済生会唐津病院に赴任しました。4月、5月は新型コロナウィルスの影響があり、制限もありましたが日々診療を行っております。

済生会唐津病院については、3月に前任の杉野先生が説明されていますが改めて説明したいと思います。
病床数は193床(一般病床163床、療養病床30床)で、外傷等の急性期治療から長期の療養まで幅広い診療が可能です。
米倉部長と2人体制は変わらず、午前中に外来、午後に手術という基本スケジュールも変わっていません。唐津市内の多くの方々が受診されています。毎日2人で外来を行っており、対応に迷う症例についてはいつでも相談しやすい環境で診療が行えています。変わった点としては、5月から毎週金曜の午前に大学から外来応援に来てくれるようになりました。
昨年度は年間300例程度の手術件数があり、日帰り手術や外傷手術だけではなく人工関節手術まで行っております。主治医執刀制であり、私も米倉先生の指導の下多くの患者様の執刀を行っております。非常にいい経験を積ませていただいています。
また、毎週病棟の看護師やリハビリスタッフと多職種カンファレンスを行っています。リハビリ経過を把握し、退院に向けた機能回復の過程を見ながら患者にとって最善の治療を提供するためのディスカッションは整形外科医としての醍醐味の一つではないでしょうか。とてもやりがいを感じます。

唐津といえば、イカなどの美味しい海の幸や虹ノ松原、唐津城といった観光名所が挙がるのではないでしょうか。初めての唐津での生活なので、これからの生活がとても楽しみです。このブログを読んでくださっている皆様、オススメの場所があれば是非教えてください。

2人体制での診療のため、日中は忙しい時も多々ありますが勉強になる症例も多く、日々とても充実しています。
また、毎月済生会福岡病院や好生館の研修医が1か月研修に来ています。整形外科に興味がある方は1か月間整形外科を中心とした研修もできます。整形外科に興味がある研修医や学生の皆さん、唐津の整形外科診療を一緒に盛り上げませんか。

以上、私の近況を交えながら、唐津での整形外科ライフについて紹介させていただきました。短く、拙い文章で申し訳ありませんが次の先生にバトンを渡したいと思います。
最後は久しぶりにこの質問で締めたいと思います。

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「好きな骨、筋肉はどこですか?」