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[リレーブログ]

2020.07.09

東佐賀病院
溝田将吾

THE 地域医療

梅雨の嫌な季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
リレーブログも第21弾となりました。
これまでご愛読いただき誠にありがとうございます。

私は医師4年目で、今年4月より東佐賀病院に勤務しております溝田将吾と申します。

前回のリレーブログ担当の樫本先生とは大学入学同期でしたが、在学中に何かしらの力がはたらいて一年後輩になりました。

まず樫本先生からのご質問ですが、私が好きな骨は大腿骨です。ヒト最大の骨である大腿骨は全身を支えている骨です。ちょっとやそっとじゃビクともしない骨ですが、骨粗鬆症の患者さんでは、この大腿骨が軽微な転倒などで簡単に骨折してしまいます。そういったところに学問的な魅力を感じています。

さて、自己紹介させていただきます。
生まれは福岡で、幼少期は長崎で過ごし、小学1年生のときに佐賀に引っ越してきました。ですので北部九州の土地勘は割と強い方かと思います。以降は佐賀で暮らしており、出身はと聞かれると佐賀と答えるぐらい佐賀っ子です。佐賀大学に進学し7年かけて卒業、佐賀県医療センター好生館で2年間研修し、佐賀大学整形外科に入局しました。佐賀大学病院で1年研修し、今年の4月から現在の東佐賀病院に勤務しております。

佐賀のいいところは、人が温かいところ、坂道が少ないところ、人混みが少ないところ、ご飯がおいしいところ、福岡と長崎に近いところ、など挙げるとキリがありません。

前置きが長くなりましたが、そんな私の東佐賀病院での近況を少しばかり報告します。過去のリレーブログで前任の大場先生がご紹介されているため、説明が重なる点をご了承ください。
東佐賀病院は佐賀県三養基郡に位置しており、佐賀県東部地区の医療圏を担っています。救急車の受け入れも年々増加しており、外傷診療にも携われる機会が増えています。
一般病棟140床、結核病棟30床、重症心身障害児・者病棟165床となっています。整形外科は現在3人体制で毎年約250例程度の手術を行っています。
病院でのスケジュールですが、平日午前中は外来、午後は手術というのが基本です。その中でカンファレンスや回診があります。

東佐賀病院の特徴は、何と言っても患者さんが温かいところです。都会の病院では感じることができないような、患者さんとスタッフの信頼関係を感じることができると思います。

ついに今年度秋ごろより、紙カルテから電子カルテへの移行が始まる予定です。業務の簡便化により、益々診療レベルのアップにつなげることができるようになると期待しているところです。大場先生もご紹介されていましたが、雨漏りや風通しがよすぎる点は相変わらずの様です(患者さんへの支障はありませんのでご安心ください)。

最後になりましたが、佐賀大学整形外科は非常に雰囲気のいい医局です。
整形外科を考えている学生や研修医の先生方、佐賀出身の先生方、ぜひとも一度医局の雰囲気を感じてください。当教室の知っている先生にお声掛けいただくか(皆さん優しい先生ばかりですのでお気軽にどうぞ)、ホームページやWebsiteなどからご連絡いただければ、いつでも見学や進路のご相談をお受けいたします。ぜひご活用ください。

それではこの辺で次の先生にバトンタッチしたいと思います。

次の先生へ。好きな骨または筋肉はどこですか?