見学のお問合せ

[リレーブログ]

2021.05.12

国立佐賀病院
岸川浩一朗

新天地 国立佐賀病院より

リレーブログをご覧の皆様、初めまして。医師4年目の岸川浩一朗と申します。初登場ですので、自己紹介をさせていただきます。

佐賀県鳥栖市の出身です。平成30年佐賀大学医学部医学科を卒業、嬉野医療センターと佐賀大学医学部附属病院での初期研修2年を終え、令和2年4月に佐賀大学整形外科に入局しました。昨年度は佐賀大学医学部附属病院、今年4月より国立佐賀病院に勤務させていただいております。好きな食べ物はカレーです。

前回は嬉野医療センターの杉野先生にブログを書いていただきました。新型コロナのワクチン接種で腕が大変だったみたいです。自分もなかなか繊細ですので、39℃台の発熱でかなりしんどかったです。少し痩せました。

 

今回の更新で本ブログは31回目となります。今回はNHO佐賀病院についてご紹介させていただきます。

当院は佐賀市文化会館の隣にある、病床数315床の二次救急病院です。周産期医療のイメージが強い病院ですが、外傷等の急患も積極的に受け入れており、整形外科の手術症例数は非常に多いです。昨年度の総手術数は672例であり、それを3名の医師で回していたそうです。単純に割って1人200例以上執刀していることになります。

診療体制は長崎大学から日高信道先生、中川皓一朗先生、寺本圭賢先生、佐賀大学から江頭秀一先生、岸川の5人で働いています。昨年度までは長崎大学の先生方3人でしたが、今年度から佐賀大学から人員を派遣することになり、大学時代の指導医だった江頭先生と共に転勤となりました。日々厳しくも温かいご指導をいただいており大変感謝しております。

月~金の午前は担当制で外来を行い、私は火・金を担当しています。午後は手術です。基本的に主治医執刀制であり、既に多くの症例を執刀させていただきました。そして外科当直が月2〜3回あります。

当院は佐賀市内という立地や病院の雰囲気の良さなど、すごく環境に恵まれていると思います。症例数も豊富であり、高齢者の骨折などは毎日のように運ばれてきます。急患を受けたらそのまま執刀させてもらえるので、最近はよく大腿骨近位部骨折で人工骨頭や髄内釘をさせてもらっています。割と股関節が好きかもしれません。スタッフの皆さんもとても温かく、チーム一丸となって患者さんに寄り添う医療を実践しております。

 

長くなりましたが、当院の紹介と近況報告でした。このブログは整形外科に興味のある学生、研修医の皆さんもご覧になっているかと思います。みなさん、ぜひ初期研修で整形外科を選択してください。実際に研修してみると、整形外科の魅力を再発見できるかと思います。実際、私も整形外科と内科で進路を悩んでいましたが、決め手になったのは初期研修での整形外科選択でした。悩んでいる科は3ヶ月回ってみてください。医局の先生は皆やさしく温かい先生ばかりです。きっと親身になって相談に乗ってくれます。今年度は6名の先生方が入局してくれましたので、身近な相談しやすい先生もたくさんいます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。C O V I D−19はまだまだ衰えず、佐賀でも徐々に感染者数が増えています。皆様も健康に気をつけてお過ごしください。

次の先生へ繋ぎますが、ずっと同じ質問が続いているので、ちょっと質問を変えてみます。好きなスポーツや応援しているチームがあれば教えてください。

 

 

左から日高先生(長崎)、江頭先生(佐賀)、岸川(佐賀)、寺本先生(長崎)

中川先生(長崎)、田中先生(研修医)