みなさんこんにちは。2020 年4月より熊本機能病院に勤務させていただいております北島です。前回執筆された竹下先生とは同期ですが、北海道でゴルフ (手術も？) が上達しているとの情報を見て自分も頑張らないとなぁと刺激を受けました。

そんな竹下先生から最近ハマっていることは？とお題をいただきました。整形外科的なところだと、伝わるかわかりませんが、カルカーリーマーで骨削るときのカリカリってする瞬間にハマってます。きっと自分も好きだという先生はいるのではないでしょうか？

日常生活だと、今年話題にもなった“オートミール”にハマってました。初めて食べるまでは食わず嫌いみたいなところもありましたが、“米化”することで非常に食べやすくなるし、健康的な点もあって大変重宝しました。

さて、私が勤務する熊本機能病院ですが意外にも過去のリレーブログには一度も紹介されていないようですので、簡単に病院の紹介から書かせていただきます。熊本市北区に位置する二次救急病院で、整形外科を筆頭にリハビリ科、神経内科、形成外科、循環器内科など標榜しております。熊本の中心部から車で20分程度という距離です。当院の特徴は急性期病棟から回復期病棟までを有するため、入院、手術、退院までのリハビリを完結して行える点です。当院には多数のリハビリテーション専門医の先生が在籍されており、多くのリハビリ目的の転院患者も受け付けています。整形外科医として、これほどリハビリ環境に恵まれている病院があることは大変ありがたい限りです。

整形外科は主に上肢、下肢、リハビリの分野に分かれて診療を行なっています。手術に関しては熊本機能病院といえば“手の外科”と言われるほどの知名度を持った病院です。近年は人工関節手術も多く、竹下先生も触れられていたロボティックアーム手術支援システム”Mako”が導入されております。昨年度はコロナ禍の中でもTHA199例、TKA297例と九州でも有数の人工関節手術が行われました。外傷についても大腿骨転子部・頸部骨折骨接合113例、人工骨頭66例、上肢骨折(橈骨遠位端/上腕骨近位/肘関節周囲)136例と比較的多い方かと思われます。昨年度は整形外科で1981件の手術が行われており、その一部ではありますが人工関節から外傷までさまざまな経験をさせていただきました。

病院は院内がとても広く、本館にある急性期病棟エリアと東館にある回復期病棟エリアが離れているため歩くとちょっと距離があります。熊本機能病院で働き始めて慣れるまでに最も困るのが、近年の改築、新築の影響により院内が複雑な病院構造となり病棟の名称が想像する位置と合っておらず紛らわしいことです。まず本館は1 階の上にL階が存在し、その上が2階病棟ということになるので実質3階が(急性期)2階病棟となっている状態です。 (急性期)2階病棟の上に(急性期)3階(実質4階)病棟があるのですが、(急性期)5階病棟がなんと別棟にあるため、直通では行けません。というか別棟になるので本当に5階にあるのかもわかりません。数えると多分4階にあるものと思われます。。。また東館の方も回復期2病棟が5 階にあったりします。その下の階に(回復期)7・8病棟があります。そして地域1病棟が(回復期)病棟の2階にあることも事態を悪化させています。多分、近年熊本機能病院で研修された先生には伝わるかもしれませんが、そうじゃないと意味わからないかもしれません。でも本当のことなんです。気になる方は熊本機能病院での研修を希望してみてください。

話がそれましたがプライベートに話を戻すと熊本生活が2 年目となりだいぶ慣れた私ですが、コロナ禍でそこまで色々と行けたわけではありません。ただ、そんな短期間でも熊本市内には多くの変化がありました。

• 熊本城が修繕され、一般公開が再開されました。唐津の時も思いましたが、お城のある景色はいいです
• 熊本駅前にてアミュプラザが開業しました。駅前の再開発が進み、景色が一変した感じです。
• 辛島公園(サクラマチ熊本前)が芝生の広がる開放感のあるものとなりました。以前はスケボー少年で溢れかえってましたがどこへ行ったのか。。。
• コストコが市内から30分程度のところにオープンしました。一時期ハマって行ってました。

熊本機能病院で今後研修される先生方は充実した熊本ライフを送れることを願っております。残す期間も短くなりましたが、それまでにコロナが落ち着けば、あちこちに出かけたいものです。

長くなりましたが、今後とも何卒よろしくお願いします。

最後に次の先生へ　コロナ禍でできた新しい趣味は何かありますか？