見学のお問合せ

[リレーブログ]

2022.07.13

えにわ病院
樫本翔平

北の大地より

みなさんこんにちは。

リレーブログへの寄稿が3度目となりました。樫本翔平です。

 

私は現在、北海道恵庭市にあるえにわ病院に勤務しております。昨年12月にも竹下先生がリレーブログで紹介していますが、ここでも簡単に説明したいと思います。

 

病院が所在する恵庭市は千歳市の隣に位置しており、新千歳空港から電車で約20分、札幌から電車で約25分と都市部や空港へのアクセスにとても便利な立地です。病院自体もJR恵庭駅の目の前にあり、北海道全域から患者様が受診されています。

常勤医師は21名(整形外科:15名、内科1名、麻酔科5名)で、下肢班、股関節班、上肢班、脊椎班に分かれて、それぞれの専門の先生が外来、手術を行っています。更に、国内留学をしている医師が私を含めて4名おり、それぞれ希望する班で研修を行っています。

各班がほぼ毎日手術を行っており、週50件ほどの件数を毎週行っています。

下肢班には4名の先生がおられ、それぞれの先生方で少しずつ手術のやり方が異なり、ロボットアームで骨切りを行うMAKOやNavigationを用いたTKAであったり、Pre-cut法で行ったりと手術に入るたびに新たな気づきがありとても勉強になります。人工関節手術以外にも骨切りではHybrid CWHTOやDLOを行う症例もあり、関節鏡手術では半月板後根損傷に対するPull-outやACL再建がよく行われています。下肢班の手術には基本的にすべて助手について、様々な手術法を勉強できる素晴らしい環境です。

 

さて、北海道の生活ですがまず驚いたのが3月末でも道路わきに積雪が残っており、多いところでは身長以上の高さに積もっていました。九州ではお目にかかれない光景に北海道初心者の私は衝撃を受けました。北海道の冬が今から心配でなりません。

このブログを書いている6月時点では、最高気温20℃台で過ごしやすい気候で、前任の先生方も楽しまれているゴルフを私も始めています。スコアはこの場で申し上げるのも憚られるほどなので差し控えますが、北海道の雄大な自然の中でするゴルフは初心者の私でもとても気持ちがよく、ゴルフの醍醐味を堪能しています。

あと、最近のトピックとしてはやはり新庄BIGBOSSの北海道日本ハムファイターズでしょう。札幌ドームで観戦した際は、今話題のキツネダンスの可愛さをばかりに目が行ってしまい、肝心の試合内容はあまり記憶にありません。これからはファイターズも応援したいと思います。

 

最後に前回の溝田先生からの質問の答えです。「生まれ変わっても整形外科医を志しますか?」ですが、医師になれればもちろん整形外科医を目指すと思います。関節の変形や痛みで機能が制限された患者様や外傷を負った患者様の回復の助けとなり、元気に退院される姿はやはり整形外科のやりがいの一つではないでしょうか。患者様一人ひとりに寄り添い、一人でも多くの方の助けになれればと思います。

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

次の先生への質問ですが、「整形外科に興味を持ったきっかけは何ですか。」

ご回答よろしくお願いします。