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[リレーブログ]

2023.02.10

済生会唐津病院
平田健悟

ぴ~ぷるって何?

佐賀大学整形外科リレーブログをご覧の皆様,こんにちは.現在,済生会唐津病院に勤務している,整形外科2年目の平田健悟です.リレーブログへの投稿は初となりますので,簡単に自己紹介をさせて頂きます.

 

福岡県大川市出身で,佐賀西高校を卒業し,大分大学医学部へ入学しました.初期研修は2年間,大分県立病院で行い,多々あって佐賀大学整形外科に入局しました.他大出身からの入局でしたが,暖かく迎え入れて下さり,何不自由なく仕事に励んでおります.ご指導頂いている先生方,いつもありがとうございます.

 

前回の伊藤先生からの質問「今年の仕事およびプライベートの抱負は?」についてですが,まじめに仕事から返答します.現在,主治医執刀制であり,手術を執刀する機会は多いです.しかし,実際に手術するとなると自分の手術イメージと現実の乖離があり,うまくいくときもあれば,いかないときもあります.悩める日々ですが,先生方の技術をよく観察して学び,術前のイメージ通りに手術ができるように,一喜一憂せず粛々と仕事に励んでいきたいと思います.

プライベートですが,そろそろ自分も愛車を検討しようかと思っている次第です.再来年になるかも?

 

さて,ここからは済生会唐津病院についてご紹介させて頂きます.一般病床193床の2次救急医療機関です.整形外科は,米倉部長,白木先生と私の3人体制で診療しています.午前中は外来,午後から手術を基本としています.手術は,基本的に自家麻酔(腰椎麻酔,腕神経叢ブロックなど)で,麻酔科常勤の先生が1名であり,全身麻酔が必要な症例は適宜ご相談という形です.当直はしておらず,管理日直が月1回程度あります.

手術症例としては,大腿骨転子部骨折,頚部骨折が多く,その他外傷(今年度,覚えている限りでは橈骨遠位端骨折,肘頭骨骨折,橈骨頭骨折,上腕骨近位端骨折,マレットフィンガー,中手骨骨折,大腿骨骨幹部骨折,脛骨骨幹部骨折,腓骨遠位端骨折,脛骨天蓋骨折,踵骨骨折など様々),ばね指,手根管症候群なども行っています.THA(大学から馬渡教授,河野先生に来ていただいています)やTKAも行っています.

主治医執刀制で,米倉部長,白木先生のご指導のもと,外傷を中心として,基本的な症例から難しい症例まで幅広く執刀させて頂いており,とても刺激的な日々を過ごしております.

 

唐津の魅力は,玄界灘にも面しており,海鮮系がとてもおいしいです.大学と研修医時代に8年過ごした大分県も海鮮系はとてもおいしく,あの味が恋しくなってきていた頃,唐津に来て思い出しました.昨年度は大学で勤務していましたが,今年度になって体重が増えたのはそのせいでしょうか.

 

さて,題名の回収ですが,ぴ~ぷるってご存知でしょうか.唐津に来て一番驚いたことは,テレビをつないでも写りません.どうやら唐津は電波が届かず,賃貸ではケーブルテレビを契約しないとテレビは見られないようです.テレビを見るためにお金を払うことになるとは….ぴ~ぷるとは唐津ケーブルテレビのことでした.唐津あるあるですかね?

 

唐津生活もあと2ヶ月となりました.コロナがなかなか休息せず,当院もクラスターが発生したり,周りの病院が受け入れできず当院に症例が集中するなど大変な時期もありました.会食をあまり行えてないことが残念ですが,残りの唐津ライフ楽しんでいきたいと思います.

最後までご覧頂き,ありがとうございました.

 

最後に次の先生へ質問です.

「今,一番自信のある手術はなんですか?」

集合写真

海鮮丼