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[リレーブログ]

2023.03.10

国立病院機構佐賀病院
松尾大地

SAGAサンライズパーク完成間近です!

リレーブログをご覧の皆様、こんにちは。整形外科医2年目の松尾大地と申します。初登場ですので、簡単に自己紹介させていただきます。

佐賀県伊万里市出身で、伊万里高校を経て、佐賀大学医学部に入学しました。大学時代は準硬式野球部に所属していました。佐賀大学を卒業後、佐賀大学、嬉野医療センターでの研修を経て、佐賀大学整形外科へ入局しました。昨年は佐賀大学で勤務し、今年度は、国立病院機構佐賀病院で勤務させていただいております。

 

佐賀病院について紹介させていただきます。当院は佐賀市文化会館の隣にある、病床数315床の二次

救急病院です。タイトルにも書きましたが、2024年に開催される国民スポーツ大会へ向け、道路を挟んでSAGAサンライズパークの工事もかなり進んでいます。パーク完成イベントでライブやアイスショーがあるみたいなので、休みが合えば是非とも行ってみたいです。

一昨年度までは佐賀病院は長崎大学からの整形外科医師3名により診療が行われていましたが、昨年度より佐賀大学と長崎大学のハイブリッドとなりました。今年度は長崎大学から日高信道先生、杉原祐介先生、宮坂悟先生、佐賀大学から江頭秀一先生、松尾の5人で働いています。月~金の午前は担当制で外来を行い、私は火・金を担当しています。午後は手術です。外科当直が月2〜3回あります。周産期医療のイメージが強い病院ですが、外傷等の急患も積極的に受け入れており、整形外科の手術症例数は非常に多いです。

症例としては、高齢者の転倒や交通外傷が多く、手術は大腿骨転子部・頸部骨折や圧迫骨折、橈骨・上腕といった骨粗鬆症による脆弱性骨折や外傷が中心となっています。基本主治医執刀制ですので、私自身もさまざまな症例の執刀もさせていただきました。次から次へ新しい知識、経験症例が増えていくので、非常に充実した日々を送っております。科内の雰囲気も良く、困ったことや分からない事があればすぐに相談できる環境も整っており、忙しいながらも楽しく仕事ができています。ご指導いただいている先生方、いつも本当にありがとうございます。

 

さて、前回の平田先生からの質問「今、一番自信のある手術は何ですか?」についてですが、整形2年目の私がこの質問に答えるなんて大変恐縮です。経験数でいうと、大腿骨転子部/頸部骨折が多いですが、転子部骨折は骨折型によって整復がなかなか上手くいかないこともしばしばで、ネイルよりはBHAの方が迷わずに執刀できるようになった気がしています。まだまだ駆け出しの身でありますので、1症例1症例を大事に日々努力していきたいと思います。

佐賀病院での勤務も残りわずかとなりました。とても有意義な1年であり、正直もう1年おかわりしたいとこです(笑)。長崎大学との異文化交流もでき、症例も豊富な佐賀病院は若手整形外科医にとって非常におすすめだと思います。

4月からは新天地での勤務となる先生方も多いと思いますが、このリレーブログを通じて佐賀大整形外科医同士の交流も続いていけばいいなと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

それでは最後に次の先生へ質問です。

「新年度の抱負・やってみたいこと(仕事/プライベート関係なく)があれば教えてください!」

写真は左から宮坂先生、江頭先生、日高先生、松尾、杉原先生です。