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[リレーブログ]

2023.07.11

嬉野医療センター
山口雄一

ウレシノタウン 〜はじまりのまち〜

リレーブログをご覧の皆様、こんにちは。整形外科3年目の山口雄一と申します。本ブログは2年ぶり2回目の登場となります。現在は、僕が産声を上げた場所でもある嬉野医療センターで勤務をしております。ポケモンでいうマサラタウン(始まりの町)です。

高島先生からの質問「行ってみたいところはありますか」についてですが、今行きたとことは、北海道日本ハムファイターズの本拠地であるエスコンフィールドです。夏休みを利用して観戦に行く予定ですが、アメリカナイズされた球場の雰囲気を肌で感じ、狭いと言われるファウルグラウンドを確認したいと思います。

さて、嬉野医療センターの紹介をさせて頂きます。

 

当院は佐賀県南西部医療圏の中核病院で彼杵や波佐見町などの長崎県からの患者さんも多く受診されます。24の診療科の399床の病床がありますが、各科の垣根は低く相談しやすいのは400床規模の病院では珍しいのではないでしょうか。整形外科は部長の古市先生を筆頭に、村田先生・中山先生・寺本先生(長崎大学4名)、小河先生・私(佐賀大学2名)の混成で診療を行なっています。昨年より人員減少となっていますが、夜間急患は皆で協力しながら対応しております。長崎大学の先生もですが、特に同門の小河先生はどんな質問にも丁寧に細かく答えてくださり、知識の深さに感服する毎日です。外来担当は週に2日、オンコールは週に2回程度、月2~3回の外科系当直など多くの症例を経験する機会にも恵まれています。

手術の執刀は高齢者の脆弱性骨折など外傷の症例が中心ですが、椎間板摘出術や人工関節も主治医であれば執刀可能です。丁寧にご指導いただくことができ、若手整形外科にとっては大変勉強になる魅力的な病院だと思います。昨年は中々難しかった自分で執刀ができる有り難みやその難しさを改めて感じております。また、FLSが本格的に開始し、骨粗鬆症治療の重要性が高まっていることを感じます。各関節や脊椎などの幅広い専門分野があることに加えて、骨粗鬆症や関節リウマチなどの分野もあるため、どんな人でも興味がある分野を見つけることが出来るのではないでしょうか。そんな整形外科は研修医や学生の皆さんにもオススメです。

嬉野の名物はなんといっても温泉です。市内には大浴場温泉付きのマンションもあるので、当院に勤務される際はぜひ入居をご検討ください(詳細は私まで)。引き続き、地元嬉野の健康寿命延伸の助力となるように頑張っていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

次の先生への質問です。続きものにはなりますが、「今、行ってみたいところはありますか。」