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骨粗鬆症班
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概要

骨粗鬆症とは骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。 日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。(日整会HPより。そのため、予防と治療が重要な課題となっています。

骨粗鬆症の病態に、臨床と基礎の両面からアプローチし、骨折の予防、ひいては整形外科手術の治療成績の向上を目標としています。また、骨粗鬆症患者を見逃さないように骨密度検査(骨塩定量)、骨代謝マーカー、ビタミンDなどの検査を行い、患者一人ひとりにあったオーダーメイドの治療を提供いたします。

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研究

基礎研究では、佐賀大学病因病態学講座で骨代謝を専攻し、多くの大学院生の指導を行っていた久木田が人工関節学講座の教授となり、骨粗鬆症班に加わることで、大幅なパワーアップが行われました。

また、久木田指導のもと平田は破骨細胞の研究で学位論文を作成し(令和2年度 佐賀大学大学院医学系研究科優秀論文賞)、2021年4月より米国へ留学しました。現在、大学院生の村山が久木田指導のもと骨粗鬆症に関する基礎研究を行っています。

  • 2013

    第7回 旭化成 研究助成受賞(骨粗鬆症QOL研究)
    「潜在性骨粗鬆症性椎体骨折を発見するための各種身体所見とQOLの関係」

  • 2016

    科研費 基盤研究C
    「新たなHMG関連タンパク質の骨吸収活性制御における役割」

  • 2017

    第25回 骨粗鬆症財団研究助成受賞
    「ペリオスチンと骨粗鬆症の関係について」

  • 2020

    令和元年度 佐賀大学大学院医学系研究科優秀論文賞
    Deficiency of stress-associated gene Nupr1 increases bone volume by attenuating differentiation of osteoclasts and enhancing differentiation of osteoblasts

  • 2020

    令和2年度日整会プロジェクト研究事業
    ロコモティブシンドロームとメタボリックシンドローム、認知症、ペリオスチンの相互関係についての探索的検討

  • 2021

    科研費
    「三次元細胞培養を用いた骨髄炎治療時の骨代謝の挙動解明」

  • 2021

    令和2年度 佐賀大学大学院医学系研究科優秀論文賞
    PMEPA1 and NEDD4 control proton production of osteoclasts by regulating vesicular trafficking